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寝違えとは? 病態と対処法

2024.04.08 | Category: 寝違え,首の症状

こんにちは。
西新宿七丁目整骨院です。

今回は寝違えについて少しお話しようと思います。

皆様は寝違えについてどれほどご存じでしょうか?
日常でよく起こりうる症状であり、酷いケースだと1ヶ月に1度は必ず寝違えるという方もいらっしゃいます。

では、寝違えの病態を簡単に説明します。

寝違えは、首や肩の筋肉が一時的に緊張または損傷することで発生します。この状態は、不自然な姿勢で長時間過ごした後や、寝ている間に首を不適切な位置に保持してしまった場合によく起こります。寝違えると、首の動きが制限され、痛みや不快感を感じることがあります。

病態のメカニズムとしては、首や肩周辺の筋肉、特に斜角筋や僧帽筋、肩甲挙筋などが過度に伸ばされたり、緊張したりすることで、筋肉内の微小な損傷や炎症が発生します。この炎症反応は、痛みや筋肉の硬直を引き起こし、それが首や肩の動きを制限する原因となります。

原因 首の周りの筋肉が何らかの原因(布団やベッドで首が捻じれたまま一定時間ねてしまったり)で普段以上に緊張したり、無理な方向に引っ張られたりすると、痛みや違和感として現れるわけです。普段から適切な枕の高さを選んだり、定期的に施術を受けることで、寝違えを防ぐことができます。

当院で施術をする場合は炎症があるか無いかで施術が変わってきます。

炎症がある場合  アイシング・電気治療器・超音波治療器などで患部に生じた炎症が早く収まるための環境づくりをすることになります。 この場合はマッサージなどは症状を悪化させます。
炎症が無い場合  これはいわゆる寝違えの様な症状ではございますが、炎症は生じておらず筋肉がスパズム(異常収縮)を起こし、痛みを感じるセンサーが刺激を受け続けている状態です。 この場合はマッサージや矯正、そのほか様々な手技でセンサーへの刺激を取り除くことが出来ればその場で症状の改善が期待できます。