Blog記事一覧 > 寝違え - 西新宿7丁目整骨院の記事一覧
こんにちは。
西新宿七丁目整骨院です。
今回は寝違えについて少しお話しようと思います。
皆様は寝違えについてどれほどご存じでしょうか?
日常でよく起こりうる症状であり、酷いケースだと1ヶ月に1度は必ず寝違えるという方もいらっしゃいます。
では、寝違えの病態を簡単に説明します。
寝違えは、首や肩の筋肉が一時的に緊張または損傷することで発生します。この状態は、不自然な姿勢で長時間過ごした後や、寝ている間に首を不適切な位置に保持してしまった場合によく起こります。寝違えると、首の動きが制限され、痛みや不快感を感じることがあります。
病態のメカニズムとしては、首や肩周辺の筋肉、特に斜角筋や僧帽筋、肩甲挙筋などが過度に伸ばされたり、緊張したりすることで、筋肉内の微小な損傷や炎症が発生します。この炎症反応は、痛みや筋肉の硬直を引き起こし、それが首や肩の動きを制限する原因となります。
原因 首の周りの筋肉が何らかの原因(布団やベッドで首が捻じれたまま一定時間ねてしまったり)で普段以上に緊張したり、無理な方向に引っ張られたりすると、痛みや違和感として現れるわけです。普段から適切な枕の高さを選んだり、定期的に施術を受けることで、寝違えを防ぐことができます。
当院で施術をする場合は炎症があるか無いかで施術が変わってきます。
炎症がある場合 アイシング・電気治療器・超音波治療器などで患部に生じた炎症が早く収まるための環境づくりをすることになります。 この場合はマッサージなどは症状を悪化させます。
炎症が無い場合 これはいわゆる寝違えの様な症状ではございますが、炎症は生じておらず筋肉がスパズム(異常収縮)を起こし、痛みを感じるセンサーが刺激を受け続けている状態です。 この場合はマッサージや矯正、そのほか様々な手技でセンサーへの刺激を取り除くことが出来ればその場で症状の改善が期待できます。
こんにちは。
西新宿7丁目整骨院です。
前回は姿勢が腰にどのような影響を与えるかのお話をしました。
今回は肩こりとは? その病態(具体的には、疾患が引き起こす身体的な変化や症状が進行する過程、その原因やメカニズムなどを指します)はどうなっている?
今回は現代人にとって避けがたい「肩こり」の病態についてのお話しです。
肩こりにより、肩・首の痛み・重さ、背中の疲れや痛み、頭痛、吐き気などを日々、感じている方も多いと思います。
しかし、肩こりのメカニズムなどを知っている方は案外少ないと感じる毎日です。
せっかくなので一度ご覧になって
何がどうなって症状が出ているのかを知っていただける機会になれば幸いです。
肩こりの病態は、様々な要因によって引き起こされますが、一般的には以下のようなプロセスが関与しています:
【筋肉の緊張と硬直】 長時間同じ姿勢を保ったり、不適切な姿勢を維持したりすることで、肩や首周辺の筋肉が緊張し、硬直してしまいます。特に、デスクワークやコンピューター作業などの長時間の座位姿勢が肩こりの主な原因となります。 つまり、同一姿勢を保つ為にずっと同じ筋肉がその姿勢を維持するために使われ続けて固くなっていくということです。
【筋肉の血流障害】 筋肉が長時間にわたって緊張していると、血流が妨げられることがあります。これにより、筋肉に必要な酸素や栄養が不足し、疲労物質が溜まりやすくなります。血流障害は、筋肉の炎症や痛みを引き起こす要因となります。 これは、固くなった筋肉の中を通る毛細血管が筋肉の緊張によりギュッとなり、血管を押しつぶして血流を阻害している状態です。
【神経の過敏化】 筋肉の緊張や硬直が持続すると、周囲の神経に圧迫や刺激が加わり、神経の過敏化が起こることがあります。これにより、痛みや違和感が感じやすくなります。
神経にはセンサーの役割もあります。 そのセンサーが刺激されると痛みや違和感が惹起されます。
【ストレスや精神的要因】 (さらに…)