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Blog記事一覧 > 肩こり - 西新宿7丁目整骨院の記事一覧

ラジオ体操のススメ

2025.08.16 | Category: 姿勢,整体,痛み,神経,筋肉,肩こり,腰痛,自律神経,首の症状

いつもお世話になっております。 西新宿7丁目整骨院です。

今回はデスクワークなどで首肩コリ、背中の張り、腰痛がある方はラジオ体操がおススメというお話です。

ラジオ体操は「全身を使った軽度の有酸素運動+動的ストレッチ」の要素があり、デスクワークで起こりやすい首肩こり・背中の張り・腰痛に対して、それぞれ異なる生理学的メカニズムで作用します。医学的な視点で整理すると以下のようになります。


1. 首・肩こりへの作用

血流改善
デスクワークでは僧帽筋や肩甲挙筋が持続的に緊張し、局所の血流が低下して乳酸など代謝産物が蓄積 → コリや痛みの原因に。
ラジオ体操の「肩を大きく回す動き」「腕を上下に振る動き」で肩甲骨が動き、僧帽筋・菱形筋・肩甲挙筋がポンプのように収縮と弛緩を繰り返す → 局所循環が改善。

神経学的効果
頸椎や肩周囲の関節受容器が刺激されることで、固有感覚入力が増加し、中枢神経系の筋緊張コントロールが改善 → 不要な持続的緊張が減る。

2. 背中の張りへの作用

姿勢筋の動的ストレッチ
長時間の前傾姿勢で背中を反らす筋(脊柱起立筋、広背筋)が短縮・疲労して張り感を起こす。
ラジオ体操の「体を反らす動き」「体をひねる動き」で背骨の反り・捻りの可動域が広がり、筋膜の滑走も改善。

呼吸機能との関連
背中の張りは浅い呼吸とも関係。ラジオ体操には大きな深呼吸動作が組み込まれており、横隔膜・肋間筋(肋骨と肋骨の間にある小さな筋)の働きが増加 → 肋骨が拡がり、背部筋の緊張も緩和。

3. 腰痛への作用

腰椎(腰の背骨)・骨盤の可動性改善
長時間の座り姿勢では腸腰筋やハムストリングスが短縮し、腰椎(腰の背骨)に負担。
ラジオ体操の「前屈み・後屈み・側屈・捻り」の一連動作が、腰椎周囲の関節可動域を保ち、筋のアンバランスを防ぐ。

体幹筋の軽い強化
腰をひねる・反らす動作では腹斜筋、腹直筋、脊柱起立筋が交互に使われる。これが体幹安定性(コアの働き)を高め、腰部への局所負担を軽減。

血流・代謝改善
軽い有酸素的要素により全身の血液循環が上がり、腰部の疲労物質除去を促進。

まとめ

ラジオ体操は

首肩こり → 肩甲骨運動による局所血流改善・筋緊張緩和

背中の張り → 胸椎可動域拡大・呼吸改善による姿勢筋リリース

腰痛 → 骨盤腰椎の可動性維持+体幹安定性の強化

という3段階の生理学的メカニズムで効果を発揮します。
医学的にも「軽度運動療法」「動的ストレッチ」「呼吸運動」として位置づけられ、毎日5分程度の実施で慢性的な筋緊張性疼痛の予防・改善に有効とされています。

ラジオ体操はほとんどの方が子供の時にやってこられたものですので手軽に取り組むことへのハードルは低いと思います。
とても効果的な体操になりますのでぜひやってみて下さい。

デスクワーク時の正しい座り方

2025.08.05 | Category: 姿勢,痛み,肩こり,腰痛,首の症状

いつもお世話になっております。 西新宿7丁目整骨院です。

今回はデスクワーク時の正しい椅子の座り方についてのお話です。

正しい座り方(超シンプル版)

1. お尻を椅子の奥まで入れる

2. 背筋を軽く伸ばす(猫背にしない)

3. 両足を床にベタッとつける

4. 膝は90度くらい、足は肩幅くらいに開く

5. 肘は体に軽くつけて90度に曲げる

6. モニターは目線の少し下にくるように

7. 肩の力は抜いてリラックス

この7つだけで、だいぶ姿勢が良くなります!

ただし、
どんなにいい姿勢でデスクワークをしていても長時間座り続けるといろいろと症状が出てきます。

どれくらいで不調が出る?

座り時間と起こりやすい不調

1時間 腰のだるさ、血流が悪くなる
4時間 首・肩こりが出やすくなる
6時間 首や腰の痛みのリスクが高まる
8時間以上 慢性的な腰痛、肩こり、生活習慣病リスクも上昇

なぜ不調が起きる?

筋肉を動かしていない → 血流が悪化 → 細胞に酸素や栄養が届かない

姿勢が崩れる → 力学的に特定の部分に負荷が掛かる→背骨・腰などに負担

同じ姿勢が続く → 筋肉がこり固まる

対策は?

1時間に1回は立ち上がる

肩・首・腰を軽く動かす

姿勢をこまめに変える

ラジオ体操がシンプルかつ効果的なのでもっともおススメです。

皆様もこのことを念頭に置いて毎日のセルフケアを実践してみてはいかがでしょうか?

出典

厚労省・WHO座りすぎ対策ガイド

米国「Verywell Health」
による。

姿勢が悪くなる原因

2025.07.23 | Category: 姿勢,整体,施術,肩こり,腰痛,膝痛,首の症状,骨盤矯正

いつもお世話になっております。 西新宿7丁目整骨院です。

今回は皆様の姿勢が悪くなる原因についてのお話です。

「姿勢が悪くなる原因」は1つではなく、身体的・生活習慣的・心理的・環境的な要因が複雑に関係しています。以下に分類して詳しく解説します。

【1. 筋肉・関節・筋膜の問題】

原因

🔸筋力低下 背筋・腹筋・殿筋などの体幹筋が弱まると、支えが効かず前屈みや猫背になりやすい
🔸柔軟性低下 ハムストリングや胸筋、股関節前面が硬いと骨盤が後傾・前傾しやすくなる
🔸筋膜の滑走不全 筋膜の癒着や緊張により体が引っ張られ、無意識に姿勢が崩れる
🔸関節の可動域制限 胸椎や股関節、足関節の可動域が狭いと、代償的に悪い姿勢に

【2. 生活習慣の影響】

原因

🔸長時間のデスクワーク 猫背・巻き肩・ストレートネックになりやすい。筋肉の使い方が固定化される
🔸スマホの見すぎ 頭部前方位(ストレートネック)の原因。首や肩の筋緊張が持続
🔸運動不足 姿勢保持に必要な筋力や感覚が低下し、楽な姿勢=悪い姿勢に
🔸偏った座り方・足組み 骨盤の傾きや左右のバランスの崩れにつながる

【3. 心理的要因】

原因

🔸ストレス・不安 胸が閉じるような姿勢(巻き肩・猫背)になりやすい。交感神経優位が続くと体も固まる
🔸自信のなさ 内向きな姿勢(うつむき・背中を丸める)を無意識にとる
🔸習慣化された「楽な姿勢」 脳が誤った姿勢を「普通」として記憶してしまうことで悪い姿勢が固定化する

【4. 環境的要因】

原因

🔸椅子・机の高さが合っていない 無理な姿勢を強いられ、肩こりや猫背の原因に
🔸寝具の影響 柔らかすぎるベッドや高すぎる枕が首・腰に負担をかけ、寝ている間に姿勢が崩れる
🔸靴の形状やヒール 足元のバランスが崩れ、全身の重心に影響する(反り腰や猫背へ連鎖)

【5. 発育・加齢・外傷などの身体的変化】

原因

🔸思春期の成長バランスの乱れ 骨の成長に筋肉が追いつかず、一時的な猫背・側弯を引き起こすことも
🔸加齢による筋力低下 脊柱起立筋や腹筋が弱まり、腰が曲がってくる(円背)
🔸外傷や手術歴 骨折や捻挫、オペ後の代償動作で身体が歪む場合がある

まとめ

姿勢が悪くなる原因は「筋肉・関節・神経・習慣・心の状態」が複雑に関係しており、一時的な疲労ではなく“積み重ね”によって定着します。

整骨院などでの改善アプローチ例

姿勢評価(骨盤・胸椎・頚椎・重心)

筋膜リリースや関節調整によるリセット

姿勢保持筋の再教育(インナーマッスル活性)

日常生活の動作指導・ストレッチ指導

上記のようなことが原因で姿勢は悪くなります。
皆様も上記のどれかに当てはまるのではないでしょうか?

姿勢の改善は当院でも改善できます。
しかし、それと同じくらい大切なのは皆様が日常で姿勢を悪くする習慣を見直すことが必須です。
それがあって初めて良い姿勢を維持することができます。

見た目だけじゃない? 猫背になると身体に何が起こる?

2025.07.19 | Category: 姿勢,整体,施術,肩こり,腰痛,自律神経,頭痛,首の症状,骨盤矯正

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

本日は猫背姿勢が身体に与える影響について深堀してみます。

猫背は、現代人に非常に多い姿勢の崩れの一つで、ただ見た目の問題にとどまらず、さまざまな体調不良を引き起こす原因になります。特に長時間のスマホやパソコン作業が続くと、背中が丸まり、頭が前に出るような姿勢になります。この状態が続くと、首や肩の筋肉が常に緊張し、肩こりや頭痛を引き起こします。

さらに、猫背になると胸が縮こまり、肺が十分に広がらなくなるため、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると体に酸素が十分に届かず、疲れやすくなったり、集中力が低下したりすることもあります。また、姿勢の悪さが自律神経にも影響を及ぼし、寝つきが悪くなったり、ストレスに敏感になるといった症状につながることもあります。

猫背を改善するためには、筋肉のバランスを整えることが大切です。特に背中や肩甲骨まわり、腹筋・骨盤周囲の筋肉を適切に動かすことがポイントです。当院では、手技によって筋肉の緊張をほぐし、正しい姿勢に戻しやすくする施術を行っています。また、日常生活でできるストレッチや座り方のアドバイスもしています。

「最近なんとなく疲れが取れない」「鏡を見ると姿勢が気になる」という方は、猫背が原因かもしれません。まずはお気軽にご相談ください。

筋トレのススメ

2025.04.23 | Category: 姿勢,痛み,筋肉,肩こり,腰痛,膝痛

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は 【 肩コリや腰痛には筋トレを】というお話です。

 

肩こりや腰痛でお悩みの方は筋トレをした方がいいと言われたことはございませんか?

おそらく多くの方が一度は言われたことがあると思います。

 

【筋トレをすると症状が改善する理由】

 1. 血流が良くなるから
筋トレで筋肉を動かすと、筋肉の中の血管が広がり、また、筋肉の収縮・弛緩の作用で血流が良くなります。
→ 酸素や栄養が細胞に届きやすくなり、疲労物質(乳酸など)が流れやすくなってこりや痛みが減っていきます。
 2. 筋肉が強くなり疲れにくくなる
肩こりや腰痛は悪い姿勢(猫背・反り腰など)が原因になることが多いです。
その際、いつも特定の筋肉に負担が掛かり、その筋肉が酷使されることになり疲労から痛みが出ます。

→ 筋トレで背中・お腹・お尻の筋肉を鍛えると、体を支える力がつき、コリや痛みが軽くなります。

 3. 動かすことで関節の動きがよくなるから
動かさないと筋肉や関節が硬くなって血行も悪くなり、痛みの原因になります。
→ 筋トレで動かすことで、可動域(動ける範囲)が広がり、スムーズに動ける体になります。
 4. 神経の働きが整うから
筋トレをすると、脳や神経が「体をうまく使えるように」調整してくれます。
→ 痛みの感じ方も脳でコントロールされているので、トレーニングによって痛みの感じ方が変わって軽く感じることもあります。
5. ストレスが減って痛みがやわらぐから
軽い筋トレをすると、気分がスッキリしたり、幸福感を感じるホルモン(セロトニンやドーパミン、エンドルフィン)が出ます。
→ ストレスが原因の肩こり・腰痛も気分がよくなることで改善していきます。
番外編.   シワ予防になる
筋トレをすると筋肉が付きます。 つまり身体のタンパク質の割合が多くなる。
タンパク質は細胞に水分を保つ性質があるので年齢からくるシワが出来にくくなる。(なかやまきんに君はツヤツヤです)
以上のことから、筋トレを習慣にすることで、これまでより幸せな毎日が送れると思いますので ぜひ皆さんも実践をしてみてはいかがでしょうか?

暖かい日と寒い日では体の中は何が起こっている?

2025.04.08 | Category: 整体,施術,痛み,神経,筋肉,肩こり,腰痛,膝痛,自律神経,頭痛,首の症状

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は 【 暖かい日と寒い日の身体の状態について】のお話です。

気温の変化に対する人の体の反応は、肩こり・腰痛・膝痛などの不調とも深く関係しています。それぞれをわかりやすく説明します。

暖かい日の体の反応
血管が拡張 → 血流が良くなる
 →筋肉に酸素や栄養が届きやすくなり、肩こり・腰痛・膝痛が軽減しやすい。
筋肉が緩みやすくなる
→ 柔軟性が出て、関節の動きがスムーズに。これも痛みを和らげる要因になります。
自律神経が副交感神経優位になりやすい(リラックスモード)
→ 筋緊張やストレス由来の痛みが減少しやすい。
寒い時の体の反応
血管が収縮 → 血流が悪くなる
→ 筋肉や関節が冷えて硬くなり、肩こりや腰痛が悪化しやすい。
 ● 筋肉が緊張して硬くなる
→ 寒さで体が縮こまる姿勢が続くと、首・肩・腰に負担がかかりやすい。
 ● 自律神経が交感神経優位になりやすい(緊張モード)
→ 血流悪化+筋緊張で、慢性的な痛みや違和感が増加。
 ● 膝などの関節液が冷えて粘度が上がる
→ 関節の動きがぎこちなくなり、膝痛が強くなる傾向に。
【まとめ】
温かいと筋肉や血管、ファシア(靭帯、関節包、人体にある膜組織など)が柔らかくなりやすく副交感神経が優位になり、リラックスする為、痛みが改善しやすい
寒いと筋肉や血管、ファシア(靭帯、関節包、人体にある膜組織など)硬くなり、柔軟性が低下したり、交感神経が優位になり、緊張するため動いた際に組織が通常より引っ張られることで痛みが出やすい
寒い季節に不調が出やすい人は、温めること・軽い運動・定期的なケアがとても大事です。逆に、暖かい季節はメンテナンスに最適な時期でもありますよ。

雨の日の体調不良について

2025.03.29 | Category: お知らせ,整体,施術,肩こり,腰痛,自律神経,首の症状

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は 【 雨の日になると体調が悪くなるのはなぜ?】というお話です。

「雨の日になると、頭が重い」「なんだか体がだるくてやる気が出ない」
そんな経験はありませんか?
実はこれは、“気のせい”ではありません。
天気が悪い日に体調を崩しやすいのは、気圧や湿度の変化によって自律神経が乱れることが原因の一つです。
低気圧になると、体はそれをストレスと捉え、交感神経が優位になります。すると血管が拡張して頭痛が起きたり、内耳が気圧の変化を感知してめまいや耳鳴りを引き起こすことも。また、雨の日は日照量が減ることで、気分を安定させる「セロトニン」の分泌も減少し、気持ちが沈みがちになります。
特にデスクワークやスマートフォンの使用で首や背中にコリがある方、自律神経が乱れやすい方は、こうした天気の変化に敏感に反応しやすくなっています。
【こんなときこそ“整える”ケアを!】
天候は変えられませんが、身体の状態を整えることはできます。
自律神経にアプローチする施術で、首や背中の緊張をゆるめることで、体内のバランスを整えることが可能です。耳まわりや顎、首の骨格・筋膜の調整も、気圧変化に強い体づくりに効果的です。
「毎回、天気が崩れるたびに不調になる…」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
天気に振り回されず、安定した心と体を取り戻しましょう。

「温める」ことの意味

2025.03.25 | Category: 施術,痛み,神経,筋肉,肩こり,腰痛,膝痛,自律神経

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は何故 肩こりや腰痛、ケガをして炎症が収まった後に「温めるようにして下さい」と接骨院などで言われるのかというお話です。

身体を温めることの生理学的・解剖学的な意味

身体を温めることで、血流が促進され、筋肉や内臓の働きが向上し、自律神経のバランスが整うなどの効果があります。以下の点が主な生理学的・解剖学的な意義です。
血流促進:血管が拡張し、酸素や栄養が行き渡りやすくなる。
筋肉の柔軟性向上:筋肉や関節のこわばりが和らぎ、可動域が広がる。
神経の働きの調整:交感神経の緊張を和らげ、副交感神経が優位になりリラックスしやすくなる。
代謝の活性化:酵素の働きが活発になり、エネルギー消費が促進される。
免疫力向上:白血球の働きが活発になり、ウイルスや細菌への抵抗力が高まる。
身体を温める方法
1.温熱療法(ホットパック、温湿布)
2. 入浴(38〜40℃のお湯に10〜20分浸かる)
3.運動(軽いストレッチやウォーキングで内側から温める)
4.食事(生姜、ネギ、ニンニク、根菜などの温め食材)
5. 服装(保温性の高い衣類や腹巻き、靴下の活用)
6. マッサージ(血流を促し、温かさを持続させる)
温めることで期待できる効果
・肩こり・腰痛の緩和(血流改善による)
・冷え性の改善(血管拡張による)
・自律神経の安定(副交感神経の活性化)
・睡眠の質向上(リラックス効果)
・疲労回復(代謝促進による)
・消化機能の向上(内臓の血流増加)
温めないほうがいいケース
急性の炎症やケガ(捻挫・打撲・腫れ・熱を持っている場合 → 悪化する)
高熱があるとき(体温が上がりすぎて負担になる)
出血があるとき(血流が増え、出血がひどくなる)
動脈硬化や高血圧が重度の場合急激な血流変化が負担になる)
温めることは基本的に健康維持や痛みの緩和に役立ちますが、状況に応じて適切に使い分けることがとても大切です。
上記を踏まえて日常でも身体を温める習慣が身に付くととてもいいと思いますのでぜひ実践してみて下さい。

肩コリのある人が身体を温めるとどうなるの?

2025.03.15 | Category: 整体,施術,痛み,筋肉,肩こり,首の症状

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は肩コリがある人が「温める」ことでどのような変化を得られるかを説明します。

大前提として

ヒトの身体は血液やリンパ液、脳脊髄液などその他すべての体液が正常に循環していないと不調が出てくるということです。

肩コリの人の患部は筋肉の緊張により毛細血管が圧迫され、血液循環が悪くなっています。

 

温めると

・肩や首の筋肉が柔軟になり血管の圧迫が取れます。

・するともともとそこに溜まっていた代謝産物や疲労物質などが静脈から排出されます。

・排出された場所に酸素や栄養を含んだ新鮮な血液が動脈通して供給されます。

これが正常な状態です。

この状態が維持できれば肩コリは起こりません。

では、温める方法にはどのようなものがあるでしょうか?

①お風呂に入る

②蒸しタオルや電気毛布などの温かいものを乗せる

③適度な運動をする

などがあります。

すべてを行うのが一番いいですが、特に③の適度な運動をすることをお勧めします。

①、②と③の違いは

①と②は身体の外から温める

③は身体の中から温める

という違いがあり、①と②は深部まで温めるにはかなり時間が掛かります。

対して、③は運動することにより体内で筋肉や関節が伸縮したり動いたりすることで摩擦が起こったり、エネルギーを消費する際に熱が生じます。

なおかつ、筋肉自体を伸縮させることで柔軟性を維持できるので血行が促進されます。

 

上記の様なことが体内で起こります。

注意として運動をし過ぎると筋肉が疲労して硬く、短くなり、循環が悪くなりますのであくまでも身体が温まるくらいの適度な運動でかまいません。

 

おススメはラジオ体操です。

1回で温まらなければ2回やってみて下さい。

「幹部が温まる=血流が改善した」ということです。

患部が温まることで肩コリが改善すると思います。

可能であれば肩や首だけではなく全身た温まることをすればもっといいです。

ぜひお試しください。

 

 

肩こりは運動で改善できるの?

2024.08.15 | Category: 姿勢,整体,痛み,肩こり,頭痛,首の症状

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は肩こりと運動の関係について詳しく解説していきます。

肩こりと運動の関係はとても密接です。肩こりは、肩や首の筋肉が緊張して硬くなることで起こり、痛みや不快感を引き起こします。運動は、この筋肉の緊張を緩和し、肩こりの予防や改善に役立ちます。以下に、肩こりと運動の関係をわかりやすく説明します。

1. 血行促進
運動をすると、血液の循環が良くなります。肩や首の筋肉に酸素や栄養が行き渡りやすくなるため、筋肉の疲労が軽減され、肩こりが改善されます。特に、有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、水泳など)は、全身の血流を良くするため効果的です。 個人的には誰でも手軽にできるラジオ体操がおススメです。

2.筋肉の強化と柔軟性の向上
運動を通じて肩や背中の筋肉を鍛えることで、筋肉が強くなり、疲れにくくなります。また、ストレッチなどの柔軟性を高める運動は、筋肉の柔らかさを保ち、肩こりの原因となる筋肉の緊張を防ぎます

3.姿勢改善
体幹(コア)トレーニングをすることで姿勢を改善します。姿勢が悪いと、肩や首に余計な負担がかかり、肩こりが生じやすくなります。姿勢が改善されることで、肩こりの予防にもつながります。

4.ストレス解消
運動は、ストレス解消にも効果的です。ストレスは筋肉を緊張させる原因の一つであり、肩こりを悪化させることがあります。運動によってストレスが軽減されると、筋肉の緊張も緩和され、肩こりが軽くなります。

5.適度な休息
肩こりは、同じ姿勢を長時間続けることが原因で生じることが多いです。運動は、日常生活の中での休息や姿勢のリセットにも役立ちます。例えば、デスクワークの合間に軽い運動(首や肩が温かくなるくらいの回数もしくは時間 ラジオ体操がおススメ)ストレッチを行うことで、筋肉がリフレッシュされ、肩こりの予防につながります。

まとめ
運動は、肩こりを予防し、改善するための重要な手段です。定期的な運動を取り入れることで、筋肉の強化、柔軟性の向上、ストレス解消が期待でき、肩こりの原因を根本的に解消することができます。特に、全身の血行を促進する有酸素運動と、肩周りの筋肉をターゲットにした運動、ストレッチや筋トレが効果的です。