肩こりについて知っていますか?
こんにちは。
西新宿7丁目整骨院です。
前回は姿勢が腰にどのような影響を与えるかのお話をしました。
今回は肩こりとは? その病態(具体的には、疾患が引き起こす身体的な変化や症状が進行する過程、その原因やメカニズムなどを指します)はどうなっている?
今回は現代人にとって避けがたい「肩こり」の病態についてのお話しです。
肩こりにより、肩・首の痛み・重さ、背中の疲れや痛み、頭痛、吐き気などを日々、感じている方も多いと思います。
しかし、肩こりのメカニズムなどを知っている方は案外少ないと感じる毎日です。
せっかくなので一度ご覧になって
何がどうなって症状が出ているのかを知っていただける機会になれば幸いです。
肩こりの病態は、様々な要因によって引き起こされますが、一般的には以下のようなプロセスが関与しています:
【筋肉の緊張と硬直】 長時間同じ姿勢を保ったり、不適切な姿勢を維持したりすることで、肩や首周辺の筋肉が緊張し、硬直してしまいます。特に、デスクワークやコンピューター作業などの長時間の座位姿勢が肩こりの主な原因となります。 つまり、同一姿勢を保つ為にずっと同じ筋肉がその姿勢を維持するために使われ続けて固くなっていくということです。
【筋肉の血流障害】 筋肉が長時間にわたって緊張していると、血流が妨げられることがあります。これにより、筋肉に必要な酸素や栄養が不足し、疲労物質が溜まりやすくなります。血流障害は、筋肉の炎症や痛みを引き起こす要因となります。 これは、固くなった筋肉の中を通る毛細血管が筋肉の緊張によりギュッとなり、血管を押しつぶして血流を阻害している状態です。
【神経の過敏化】 筋肉の緊張や硬直が持続すると、周囲の神経に圧迫や刺激が加わり、神経の過敏化が起こることがあります。これにより、痛みや違和感が感じやすくなります。
神経にはセンサーの役割もあります。 そのセンサーが刺激されると痛みや違和感が惹起されます。
【ストレスや精神的要因】
ストレスや精神的な負担も肩こりの病態に関与します。ストレスが増大すると、交感神経が活発化し、筋肉の緊張が増加します。また、ストレスが持続すると、睡眠の質が低下し、筋肉の回復が阻害されることがあります。
これらの要因が複合的(いくつかが同時に生じている)に作用することで、肩こりの病態が進行し、症状が悪化することがあります。適切な姿勢の維持やストレッチ、ストレス管理などの対策が重要です。また、慢性的な肩こりの場合は、いつでも当院にお越しください。
皆様の肩こりを大きく改善させる手助けができると思います。