痛みについて①(炎症)
いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。
今回は痛みについて考えてみたいと思います。
皆さんは首や腰、手足など身体が痛いとき、痛みを発している場所で何が起きているか考えたことがありますか?
痛みは様々な原因で起こります。
最終的には脳で痛みを感じているのですが今回はその原因の1つである
「炎症」
について説明します。
炎症とは、傷害(ケガや使い過ぎによる痛み)や感染などの外部からの攻撃に対して起こる生理的な反応です。
この反応は、体を守り、損傷した組織の修復を助けるために非常に重要です。
炎症の一般的な兆候には、以下のようなものがあります:
発赤: 血管が拡張し、より多くの血液が損傷部位に流れ込むため。
熱感: 血流が増加することで損傷部位が温かくなる。
腫れ: 炎症を引き起こす物質が周囲の血管を拡張させ体液が組織間に漏れ出るため。
痛み: 炎症に関連する化学物質が神経を刺激し、また腫れによって周囲の組織が圧迫されるため。
機能障害: 損傷部位が痛みや腫れなどにより正常に機能しなくなる(関節可動域の低下など)ことがあります。
炎症は急性と慢性の2つの形態があります。急性炎症は短期間で発生し、通常は明確な原因(怪我や感染など)があります。慢性炎症は長期間にわたり持続し、自己免疫疾患や長期の感染症、継続的な刺激(たばこの煙など)によるものがあります。
炎症が出ている症状の場合は、まず第一に患部の安静やアイシング、挙上、圧迫というRICE処置が大事になります。
ただし、最近ではRICEではなくPRICE処置という概念が出てきて、上記の処置に加えて”Protection(保護)” の”P”が加わったものが一般的になっています。
さらに最新のものでは”OL・・・Optimal Loading(適切な負荷)”を加え、”R・・・Rest(安静)”が無くなってきています。
皆さんも炎症が疑われる症状がでましたらいつでも当院にご来院ください。
炎症が引くのが早くなりますよ。