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Blog記事一覧 > 4月, 2024 - 西新宿7丁目整骨院の記事一覧

痛みについて①(炎症)

2024.04.15 | Category: 痛み

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は痛みについて考えてみたいと思います。
皆さんは首や腰、手足など身体が痛いとき、痛みを発している場所で何が起きているか考えたことがありますか?
痛みは様々な原因で起こります。
最終的には脳で痛みを感じているのですが今回はその原因の1つである
「炎症」
について説明します。

炎症とは、傷害(ケガや使い過ぎによる痛み)や感染などの外部からの攻撃に対して起こる生理的な反応です。
この反応は、体を守り、損傷した組織の修復を助けるために非常に重要です。

炎症の一般的な兆候には、以下のようなものがあります:

発赤: 血管が拡張し、より多くの血液が損傷部位に流れ込むため。
熱感: 血流が増加することで損傷部位が温かくなる。
腫れ: 炎症を引き起こす物質が周囲の血管を拡張させ体液が組織間に漏れ出るため。
痛み: 炎症に関連する化学物質が神経を刺激し、また腫れによって周囲の組織が圧迫されるため。
機能障害: 損傷部位が痛みや腫れなどにより正常に機能しなくなる(関節可動域の低下など)ことがあります。

炎症は急性と慢性の2つの形態があります。急性炎症は短期間で発生し、通常は明確な原因(怪我や感染など)があります。慢性炎症は長期間にわたり持続し、自己免疫疾患や長期の感染症、継続的な刺激(たばこの煙など)によるものがあります。

炎症が出ている症状の場合は、まず第一に患部の安静やアイシング、挙上、圧迫というRICE処置が大事になります。
ただし、最近ではRICEではなくPRICE処置という概念が出てきて、上記の処置に加えて”Protection(保護)” の”P”が加わったものが一般的になっています。
さらに最新のものでは”OL・・・Optimal Loading(適切な負荷)”を加え、”R・・・Rest(安静)”が無くなってきています。

皆さんも炎症が疑われる症状がでましたらいつでも当院にご来院ください。
炎症が引くのが早くなりますよ。

痛みはどのように感じる?

2024.04.13 | Category: 痛み,肩こり,腰痛,頭痛,首の症状

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

本日は皆さんがいつも感じている痛みのメカニズムについて解りやすくお話します。

「痛み」は体が「何かがおかしいよ」と教えてくれるサインです。このサインがどのようにして体から脳へ伝わるかを簡単に説明します。

痛みの原因:  痛みは、熱でやけどをしたり、何かにぶつかったりして体が傷ついた時、または体の中で何か問題が起きた時に発生します。

痛みセンサーの反応:  体には痛みを感じるセンサーがあります。これらのセンサーが傷つきや刺激を感じ取ると、電気信号を作ります。

電気信号の旅:  この電気信号は神経を通って脊髄へ、そして脳へと旅をします。

脳での処理:  脳がこの信号を受け取ると、「痛い!」と感じます。脳は痛みがどこでどれくらい強いかを判断し、どう対応するかを決めます。

体の反応:  脳は体にどう動くか指示を出します。例えば、熱い物に触れたらすぐ手を引っ込めるようにしたり、痛いところを動かさないように静かにしておくことがあります。また、リラックスさせる化学物質を出して痛みを少し和らげることもあります。

この一連のステップが体を守るための大切な働きです。痛みがあるときは、体が注意を促しているので、無視せずにいつでも当院にご来院ください。

当院で改善が期待できる身体の不調とは

2024.04.11 | Category: 施術

こんにちは。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は当院で改善が期待できる身体の不調についてお話しします。

皆様は整骨院とはどのようなことをしているかご存知ですか?

一言でいってしまえば整骨院は筋・骨格系のケガや不調にアプローチする専門家となります。

筋骨格系の不調は、筋肉や骨、関節、靭帯、腱などの組織に生じる問題や異常を指します。
これには、さまざまな症状や状態が含まれますが、一般的なものには以下があります:

筋肉の緊張や痙攣:  長時間の不適切な姿勢や運動不足、過度なストレスなどが原因で、筋肉が緊張したり痙攣したりすることがあります。これにより、筋肉の疲労や痛みが生じることがあります。

関節の痛みや運動制限:  関節の炎症や変形、外傷などが原因で、関節が痛みや運動制限を引き起こすことがあります。例えば、関節炎や関節の捻挫、脱臼などがあります。

:  脱臼はスポーツ時などに外力や怪我によって骨が関節の正常な位置から異常な方向に押されたり引かれたりして外れてしまうことです。
骨折は、外傷や骨粗鬆症などの疾患によって引き起こされます。骨折や骨の変形がある場合、痛みや運動制限が生じることがあります。

腱や靭帯の損傷:  腱や靭帯の損傷は、急激な運動や不適切な姿勢、外傷などが原因で生じることがあります。これにより、痛みや運動制限が生じることがあります。

姿勢の不良やバランスの崩れ:  悪い姿勢や体のバランスの崩れは、筋骨格系の負担を増加させ、痛みや不調を引き起こすことがあります。例えば、腰痛や肩こりなどがこれに含まれます。

これらの不調は、日常生活や運動中に現れる場合があり、適切な治療や管理が必要な場合があります。 このような不調が起こったときは当院にご来院いただければ適切な判断と治療が受けられます。

肩こりにオーダーメイドの枕

2024.04.10 | Category: 肩こり,頭痛,首の症状

こんにちは。
西新宿7丁目整骨院です

今回は なぜオーダーメイドの枕を作っても肩コリになるのかを考えてみましょう。
 

オーダーメイドの枕を使用しても肩こりになる場合、いくつかの理由が考えられます。

原因
形状の不一致  枕がオーダーメイドであっても、あなたの首や頭の形に完全に合致していない可能性があります。また、寝返りの際の支持(横向き姿勢での睡眠中の枕の高さ)が不足している場合も、肩こりの原因となります。

慣れるまでの時間  新しい枕に慣れるには時間がかかることがあります。そもそも、今肩こりがあったり、ストレートネックの状態の方は、背骨のカーブが正常ではない状態です。
枕を新しくしても背骨のカーブが枕に合っていないため馴染むのに時間がかかり、最初の数週間は肩こりが発生することがあります、これは一時的な問題であることが多いです。

寝姿勢の問題  肩こりは枕だけの問題ではなく、全体的な寝姿勢にも関連しています。例えば、腕を高い位置で寝る癖があると、肩に負担がかかりやすくなります。

日中の姿勢  日中にデスクワークやスマートフォンの使用で猫背になることが多い場合、それが肩こりの根本的な原因になっていることがあります。寝具を改善するだけではなく、日中の姿勢    も改善することが重要です。

ストレス   精神的なストレスも肩こりの大きな原因の一つです。ストレスが多いと、無意識のうちに肩に力が入り、こりが発生しやすくなります。枕が問題ではないということです。

オーダーメイドの枕を使用していても肩こりが改善されない場合は、上記の点を見直してみてはいかがでしょうか? もちろん姿勢を改善する施術を受けることもお勧めします。

寝違えとは? 病態と対処法

2024.04.08 | Category: 寝違え,首の症状

こんにちは。
西新宿七丁目整骨院です。

今回は寝違えについて少しお話しようと思います。

皆様は寝違えについてどれほどご存じでしょうか?
日常でよく起こりうる症状であり、酷いケースだと1ヶ月に1度は必ず寝違えるという方もいらっしゃいます。

では、寝違えの病態を簡単に説明します。

寝違えは、首や肩の筋肉が一時的に緊張または損傷することで発生します。この状態は、不自然な姿勢で長時間過ごした後や、寝ている間に首を不適切な位置に保持してしまった場合によく起こります。寝違えると、首の動きが制限され、痛みや不快感を感じることがあります。

病態のメカニズムとしては、首や肩周辺の筋肉、特に斜角筋や僧帽筋、肩甲挙筋などが過度に伸ばされたり、緊張したりすることで、筋肉内の微小な損傷や炎症が発生します。この炎症反応は、痛みや筋肉の硬直を引き起こし、それが首や肩の動きを制限する原因となります。

原因 首の周りの筋肉が何らかの原因(布団やベッドで首が捻じれたまま一定時間ねてしまったり)で普段以上に緊張したり、無理な方向に引っ張られたりすると、痛みや違和感として現れるわけです。普段から適切な枕の高さを選んだり、定期的に施術を受けることで、寝違えを防ぐことができます。

当院で施術をする場合は炎症があるか無いかで施術が変わってきます。

炎症がある場合  アイシング・電気治療器・超音波治療器などで患部に生じた炎症が早く収まるための環境づくりをすることになります。 この場合はマッサージなどは症状を悪化させます。
炎症が無い場合  これはいわゆる寝違えの様な症状ではございますが、炎症は生じておらず筋肉がスパズム(異常収縮)を起こし、痛みを感じるセンサーが刺激を受け続けている状態です。 この場合はマッサージや矯正、そのほか様々な手技でセンサーへの刺激を取り除くことが出来ればその場で症状の改善が期待できます。

頭痛と肩こりの関係

2024.04.05 | Category: 肩こり,頭痛

こんにちは。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は頭痛の原因について肩こりが関係しているケースをご紹介します。 

肩がこると頭痛が出るという方は下記のような状態になっているかもしれません。

筋肉の緊張と血行障害 肩こりは、肩や首の周囲の筋肉が緊張し、硬直することによって引き起こされます。この筋肉の緊張は、血行障害を引き起こし、血液の流れが悪化することがあります。

神経の刺激 肩こりによって引き起こされる筋肉の緊張は、周囲の神経に圧迫や刺激を与えることがあります。特に、頸椎の神経が圧迫されると、頭部や顔面に痛みや違和感が現れることがあります。

緊張性頭痛 肩こりが進行すると、頭部にも緊張が及び、緊張性頭痛が引き起こされることがあります。これは、頭部の筋肉が緊張し、頭痛を引き起こすもので、特に頭部の側面や後頭部に痛みが現れることが多いです。

頸椎の問題 肩こりが慢性化すると、頸椎の関節や椎間板にも負担がかかり、頭痛やめまいなどの症状が現れることがあります。特に、頸椎ヘルニアや頸椎症などの問題がある場合、肩こりと頭痛が同時に現れることがよくあります。

緊張性頭痛や頸椎の問題など、肩こりと頭痛が同時に現れる場合は、適切な施術やリラクゼーション法、姿勢の改善などが必要です。専門家による適切な評価と施術を受けることで、症状の軽減や改善が期待できます。

上記の様な症状にこころあたりがある方はいつでも当院にご来院ください。