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Blog記事一覧 > 6月, 2024 - 西新宿7丁目整骨院の記事一覧

膝に水が溜まってしまった・・・

2024.06.27 | Category: 施術,炎症,痛み,膝痛

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は膝に水が溜まるとは?というお話になります。

皆様は「膝に水が溜まっていますね」と言われたことはございますか?
私は過去に片足でスクワットをしていてたらだんだん膝に痛みが出てきてしまい、結局スクワットが出来なくなったことがあります。
その頃はこの症状に対して有効な施術を知らず、冷やして安静にするのみでした。
 実は膝に水が溜まる時は関節内で炎症が起こっているのですが、冷却・安静にして炎症は引いたのですが、水が残ってしまい長い間強めの運動が出来ない状況になっていました。
今現在では当院では膝に溜まった水に対する施術法を知っているのでリウマチや感染症が原因のものでなければ対処には困らないのですが当時はなかなか引かない水に困ったものです。

関節に水が溜まるとは?・・・・関節に水が溜まることを関節水腫といいます。


関節水腫(かんせつすいしゅ)とは、関節内に過剰な液体(関節液)が溜まる状態のことを指します。
関節水腫は関節に痛みや腫れなどを引き起こします。以下にわかりやすく説明します。

関節水腫の説明
  関節内に正常時より多くの関節液が溜まった状態。

原因
外傷: 打撲や捻挫などの外傷による関節の損傷からの炎症。
炎症: 関節炎やリウマチなどの炎症性疾患。
感染: 感染症により炎症が生じる。
過剰使用: 過度の運動によって関節へ負担がかかったことによる炎症。

症状:
関節の腫れ
関節の痛み
関節の可動域の制限
熱感(関節が熱を持つこと)
関節の不安定感

治療法
安静: 関節を休ませることで炎症を抑える。
アイシング: 冷却することで腫れと痛みを軽減する。
薬物療法: 抗炎症薬や鎮痛薬を使用する。
関節液の除去: 針を用いて関節液を抜く。

関節水腫が治るには、関節内の炎症が引くことが必須となります。
病院に行って注射で水を抜いてもその炎症が引いていないとまたすぐに水が溜まってしまいます。
とにかくすぐに痛みを減らしたい場合はそれも有効ではありますがほとんどのケースが一時的なものだということを知っておいてください。
原因や症状の重さによって施術法が異なりますので、適切な評価と施術が重要です。

腰痛で痛みの原因になる組織とは?

2024.06.13 | Category: 痛み,腰痛,骨盤矯正

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は腰痛時に痛みの原因になっている組織とは?というお話になります。

皆様は「腰の何が障害されることで痛みが出ているのだろう」と考えたことはございませんか?
一度でも腰痛になった方の中には自分なりに考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 今回は腰の部分にある組織の中で痛みを引き起こす組織をご紹介します。

EPSON MFP image

筋膜 筋肉を包む筋膜にはセンサーがあり、緊張や炎症を感知し痛みを発生させます。
椎間板 椎間板の繊維輪にはセンサーがあり、ヘルニアや変性による圧迫や捻じれや炎症がセンサーを刺激し、痛みを引き起こします。
関節 腰椎(背骨の腰の部分)の関節にある関節包(関節を覆っている組織)にはセンサーがあり、炎症や変形を感知し痛みを引き起こします。
靭帯 靭帯にはセンサーがあり、靭帯の損傷や柔軟性の低下や炎症を感知し痛みの原因となります。
神経 神経はセンサーそのものです。圧迫・牽引により滑走性が低下したり炎症がでたりすると腰痛や下肢への痺れや痛みを引き起こします。
内臓 腎臓や膵臓などの内臓疾患が関連痛として腰痛を引き起こすこともある。(内臓体性反射といいます)

これらの組織のいずれかが障害や損傷、炎症を起こすことで、腰痛が生じます。
治療には痛みの原因となる組織を可能な限り特定し、その組織に対する適切な治療を行うことが重要です。

腰痛と狩猟民族

2024.06.07 | Category: 痛み,肩こり,腰痛

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は腰痛と狩猟民族という話になります。
狩猟民族と腰痛に関する議論は、人類の進化やライフスタイルの変化が健康に与える影響を理解するために重要です。
狩猟民族と現代人の腰痛の違いについて、以下の点が考えられます。

狩猟民族と腰痛

1. 生活様式の違い
狩猟採集生活 狩猟民族は、日常的に多くの身体活動を行っていました。狩猟、採集、移動などが主な活動で、これにより筋肉や関節が常に動かされ、強化されていました。
現代の生活 現代人は多くの場合、座りっぱなしの生活を送っています。デスクワークやテレビ視聴、車の運転など、長時間同じ姿勢でいることが多く、これが腰痛の原因となります。

2. 姿勢と動き
自然な動き 狩猟民族は自然の中で活動していたため、日常の動作も自然でバランスの取れたものでした。これにより、腰や背中に過度な負担がかかることは少なかったと考えられます。
不自然な姿勢 現代の生活では、不自然な姿勢や動きが多くなりがちです。特に長時間の座位や不良姿勢は腰痛を引き起こします。

3.体力と柔軟性
高い身体能力 狩猟民族は、日常的に身体を使うことで高い筋力と柔軟性を保っていました。これが腰痛予防に役立っていたと考えられます。
運動不足 現代社会では運動不足が一般的であり、これが腰痛の一因となっています。筋力や柔軟性の低下は腰痛のリスクを高めます。

4. 医療と自然治癒
自然治癒力 狩猟民族は、現代のような医療技術を持っていなかったため、身体の自然治癒力に頼ることが多かったと考えられます。適度な運動と自然な生活様式が健康維持に寄与していた可能性があります。
医療依存 現代では、腰痛に対する医療技術や治療法が多様化していますが、それでも生活習慣の改善が根本的な対策として重要です。

現代における教訓

狩猟民族の生活様式から得られる教訓は、現代においても腰痛予防や改善に役立つことが多いです。以下のような点が考えられます。

1.適度な運動 日常的に体を動かすことが重要です。ウォーキングやストレッチ、適度な筋力トレーニングなどが推奨されます。
個人的にはラジオ体操がおススメです。

2.正しい姿勢 デスクワークや座っている時間が長い場合、正しい姿勢を保つことが腰痛予防に効果的です。
ただし、長時間にわたる座り姿勢はどんなに良い姿勢で座っていても疲労や組織への負荷がかかり痛みの原因となりますのでそういう生活をしている方はケアが必須です。

3.バランスの取れた生活 仕事と休息、運動のバランスを取ることが健康維持に繋がります。

4.自然な動作 不自然な姿勢や動きを避け、できるだけ自然な動作を心掛けることが腰痛予防に役立ちます。

狩猟民族の生活様式を参考にすることで、現代の腰痛問題に対する新たな視点や解決策が見出されることがあります。

骨盤が歪むクセ6選

2024.06.06 | Category: お知らせ,痛み,肩こり,腰痛,骨盤矯正

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は日常生活でどのようなクセが骨盤の歪みを引き起こすの?という話になります。
骨盤が歪む原因となる代表的なクセを6つお伝えします。
皆様は毎日このようなことはなさっていませんか?
あてはまる項目がある方は要注意です!


1. 足を組む
座っているときに足を組むことは、多くの人が無意識に行っている習慣です。特に、常に同じ側の足を上にして組む場合、その姿勢が習慣化すると骨盤に不均等な負担がかかります。
骨盤が一方に傾き、腰や背中、首の筋肉にまで影響を及ぼし、姿勢全体が悪くなります。

2. 片足重心
立っているときに片方の足に重心をかける習慣は、特に長時間立ち仕事をする人や通勤電車で立ちっぱなしの方に多くみられます。この癖により、片側の筋肉が過度に緊張し、もう片側が弱くなります。
そうすると骨盤が左右非対称に傾き、腰痛や膝の痛みの原因となります。

3. 猫背や前かがみの姿勢
デスクワークやスマートフォンの使用時に前かがみになる姿勢は、現代社会では非常に一般的です。長時間(1~2時間でも)毎日この姿勢を続けると、背中や首に負担がかかります。
骨盤が前傾しやすくなり、腰の反りが強くなることで、腰痛や肩こりを引き起こします。

4. 片側だけでカバンを持つ
片方の肩にだけバッグやリュックをかける習慣は、特に通勤・通学時に多く見られます。この習慣により、肩の高さが左右で異なることがあります。
肩の不均等な高さが背骨の捻じれを引き起こし、骨盤を歪ませてしまい、腰や背中の筋肉に過度な負担をかけます。

5. 不適切な座り方1
椅子に浅く座って背もたれに寄りかかる、または一方の臀部だけに体重をかける座り方は、特に仕事中や勉強中に見られます。
腰椎に不自然なカーブが生じ、骨盤が不均等に圧力を受けて歪むことになります。

6. 不適切な座り方2
家や職場で椅子に座っている時に、上半身を捻じってTVを観たり、PCに向かって仕事をするという習慣があると背骨が捻じれて骨盤に歪みを引き起こします。

対策
これらの習慣を改善するためには、以下の対策が有効です:

定期的な姿勢のチェック自分の姿勢を意識し、正しい姿勢を保つように心がける。
左右均等に負荷をかける足を組む際や重い荷物を持つ際に、左右均等に負荷をかけるように意識する。
ストレッチとエクササイズ骨盤周りの筋肉を柔軟に保つためのストレッチや筋力トレーニングを行う。
適切な椅子とマットレスの選択座り心地の良い椅子や、体をしっかり支えるマットレスを使用する。
専門家の助言を受ける接骨院や整体、カイロプラクティックの専門家に相談し、歪みを矯正してもらう。

これらの対策を実践することで、骨盤の歪みを予防し、健康な姿勢を保つことができます。