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Blog記事一覧 > 姿勢 - 西新宿7丁目整骨院の記事一覧

腰痛になりやすい生活習慣を知っておきましょう。

2024.08.27 | Category: 姿勢,整体,痛み,腰痛,骨盤矯正

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は腰痛になる生活習慣その1というお話になります。

腰痛の原因となる日常生活の習慣を力学的なメカニズムをもちいて説明します。

1. **長時間の座位姿勢**
– **メカニズム**: 座りっぱなしの姿勢は腰椎に過度の圧力をかけ、筋肉が硬直しやすくなります。特に、座るときに前かがみになると、腰部の椎間板に大きな負荷がかかります。

2. **重量物を腰の前屈ー後屈の動きで持ち上げる**
– **メカニズム**: 重い物を持ち上げる際に、膝を使わずに腰を使って持ち上げると、腰椎と筋肉に過度の負担がかかります。特に、物を持ち上げるときに腰をひねると、さらにリスクが高まります。

3. **運動不足**
– **メカニズム**: 腰部を支える筋肉(特に腹筋や背筋)が弱くなると、腰椎に直接的な負担がかかります。運動不足はまた、柔軟性の低下を引き起こし、怪我のリスクを高めます。

4. **不適切な姿勢での睡眠**
– **メカニズム**: 硬すぎるまたは柔らかすぎるマットレスや、適切でない枕の高さは、寝ている間に背骨が不自然な位置に保たれる原因となります。これにより、腰部の筋肉や関節に負担がかかります。

5. **体重の増加**
– **メカニズム**: 体重が増えると、腰部の関節や椎間板にかかる負担が増加します。特に、腹部の脂肪が増えると、前傾姿勢になりやすく、腰椎への負荷が高まります。

6. **姿勢の悪さ**
– **メカニズム**: 日常生活での姿勢(立つとき、座るとき、歩くとき)が悪いと、腰部の筋肉や関節に持続的なストレスがかかります。猫背や反り腰は、特定の筋肉に過剰な負担をかけ、バランスの崩れた筋肉の使い方につながります。

これらの習慣を改善することで、腰痛のリスクを減少させることができます。

デスクワーク時の姿勢 影響と対策

2024.08.23 | Category: 姿勢,整体,施術,腰痛,骨盤矯正

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回はデスクワーク時の姿勢 その影響と対策について詳しく解説していきます。

デスクワークが姿勢に与える影響

1. 猫背になりやすい
デスクワークを行う際、長時間同じ姿勢で座り続けることが多く、特にパソコン作業では腕を前に出して作業を行うため、肩が前方に丸まる傾向があります。この状態が続くと、胸の筋肉(大胸筋など)が短縮し、背中の筋肉(僧帽筋や広背筋など)が引き伸ばされて弱くなります。この結果、背中が丸まりやすくなり、いわゆる「猫背」の姿勢が定着します。猫背になると、背骨が正しいS字カーブを保てなくなり、呼吸が浅くなることや、消化機能の低下なども引き起こす可能性があります。

2.頭部前方位
デスクワークでは、画面を凝視するために頭を前に突き出してしまうことがよくあります。これを「頭部前方位」と呼びます。頭部が前に出ると、首の後ろの筋肉(首を反らす筋肉群)に過度な負荷がかかり、これが首の痛みや肩こりの原因となります。また、頭が前に出ることで首の前側の筋肉が短縮し、姿勢全体が崩れる原因にもなります。頭部前方位が続くと、首や肩の緊張からくる頭痛や、さらに進行すると、ストレートネック(首の自然なカーブが失われる状態)を引き起こすこともあります。

3. 背骨(腰椎)の負担
正しい姿勢を保たないと、特に背骨のなかでも腰の部分にあたる「腰椎」に大きな負担がかかります。腰椎は本来、自然な前弯(前方へのカーブ)を保つことで、上半身の重さを効果的に支えています。しかし、デスクワーク中に背中が丸くなり、骨盤が後傾すると、腰椎の前弯が失われ、椎間板(背骨の間のクッション)が圧迫されやすくなります。これが長時間続くと、椎間板ヘルニアや腰痛の原因となる可能性があります。また、腰の筋肉が過度に緊張し、腰痛の悪化につながることもあります。

4. 骨盤の後傾
座っている時に骨盤が後ろに倒れると、骨盤の中立位が失われ、腰椎の自然な前方へのカーブが崩れます。骨盤が後傾することで、腰椎がフラットになり、腰の筋肉や椎間板に余分な負担がかかります(腰椎でのしなりが無くなり上半身の荷重を逃がせなくなる)。これが腰痛の原因になるだけでなく、全身の姿勢に影響を及ぼし、肩や首の緊張、さらには膝や足の痛みにもつながる可能性があります。

良い姿勢を保つためのポイント

座り方は、椅子の奥まで深く座り、座骨(座った時に座面とお尻の間に手のひらをいれて触れる骨)で座ります。 その際に背筋を伸ばし、背もたれを使って骨盤が後ろに倒れないようにします。

1. 椅子の高さ
椅子の高さは、膝が腰よりも少し低くなるように調整することが重要です。これにより、骨盤が自然な中立位を保ちやすくなり、腰椎の前方へのカーブも維持されます。椅子が低すぎると、膝が腰よりも高くなり、骨盤が後傾しやすくなります。一方、椅子が高すぎると、足が床にしっかりとつかず、骨盤が安定しません。足が床にしっかりとつかない場合は、足置き(フットレスト)を使うことを検討してください。

2. 背もたれを活用
背もたれは、腰の部分がしっかりとサポートされるように使うことが大切です。腰椎を支えるために、椅子の背もたれが腰のカーブにフィットするように調整するか、専用のクッションや腰サポートを利用しましょう。これにより、骨盤の中立位が維持され、長時間座っていても腰椎にかかる負担が軽減されます。また、背もたれにしっかりと背中をつけることで、上半身が安定し、肩や首の負担も軽減されます。

3. モニターの位置
モニターの位置は、首や目に負担がかからないように調整することが重要です。モニターが目の高さ(首を前に傾けなくてもいい高さ)に来るように設定し、画面を見下ろすことなく、自然な視線で作業できるようにします。モニターが低すぎると、頭を前に突き出すことになり、頭部前方位を引き起こします。モニターが高すぎると、首を反らせることになり、これも首の負担になります。また、モニターと目の距離は、40〜70センチメートル程度が適切とされています。

4. 定期的なストレッチと休憩
長時間同じ姿勢で座り続けることは、姿勢に悪影響を与えます。1時間に一度は立ち上がり、背伸びや肩回し、首のストレッチなどを行いましょう。可能であればラジオ体操をお勧めします。これにより、筋肉がリフレッシュされ、血流が促進されます。また、定期的に姿勢をリセットすることで、姿勢の崩れを防ぎやすくなります。さらに、短いウォーキングや、デスク周りでの軽い運動も姿勢を保つのに効果的です。

5. 足の位置
足は床にしっかりとつけ、足裏全体で体重を支えることが重要です。足を組むと、骨盤が傾きやすくなり、姿勢が崩れます。また、足が床につかないと、骨盤が安定せず、腰椎にも負担がかかります。足をしっかりと床に置き、膝と足首がほぼ90度になるように座ることで、骨盤の安定と正しい姿勢を保ちやすくなります。

まとめ

デスクワークは、正しい姿勢を意識しないと、肩こり、腰痛、首の痛みなどさまざまな身体的な問題を引き起こす可能性があります。しかし、椅子やモニターの位置を適切に調整し、定期的に体操やストレッチ、休憩を取り入れることで、良い姿勢を維持しやすくなります。日々のデスクワークでも、姿勢に気をつけることで、長期的な健康を保ちながら仕事に集中することができます。

しかし、どんなに良い姿勢を保てても長時間座り続けることによる腰の疲労は出てきますので仕事中は立ったり座ったり歩いたりして同じ姿勢を長時間つづけないように気を付ける必要があることを知っておいてください。

肩こりは運動で改善できるの?

2024.08.15 | Category: 姿勢,整体,痛み,肩こり,頭痛,首の症状

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は肩こりと運動の関係について詳しく解説していきます。

肩こりと運動の関係はとても密接です。肩こりは、肩や首の筋肉が緊張して硬くなることで起こり、痛みや不快感を引き起こします。運動は、この筋肉の緊張を緩和し、肩こりの予防や改善に役立ちます。以下に、肩こりと運動の関係をわかりやすく説明します。

1. 血行促進
運動をすると、血液の循環が良くなります。肩や首の筋肉に酸素や栄養が行き渡りやすくなるため、筋肉の疲労が軽減され、肩こりが改善されます。特に、有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、水泳など)は、全身の血流を良くするため効果的です。 個人的には誰でも手軽にできるラジオ体操がおススメです。

2.筋肉の強化と柔軟性の向上
運動を通じて肩や背中の筋肉を鍛えることで、筋肉が強くなり、疲れにくくなります。また、ストレッチなどの柔軟性を高める運動は、筋肉の柔らかさを保ち、肩こりの原因となる筋肉の緊張を防ぎます

3.姿勢改善
体幹(コア)トレーニングをすることで姿勢を改善します。姿勢が悪いと、肩や首に余計な負担がかかり、肩こりが生じやすくなります。姿勢が改善されることで、肩こりの予防にもつながります。

4.ストレス解消
運動は、ストレス解消にも効果的です。ストレスは筋肉を緊張させる原因の一つであり、肩こりを悪化させることがあります。運動によってストレスが軽減されると、筋肉の緊張も緩和され、肩こりが軽くなります。

5.適度な休息
肩こりは、同じ姿勢を長時間続けることが原因で生じることが多いです。運動は、日常生活の中での休息や姿勢のリセットにも役立ちます。例えば、デスクワークの合間に軽い運動(首や肩が温かくなるくらいの回数もしくは時間 ラジオ体操がおススメ)ストレッチを行うことで、筋肉がリフレッシュされ、肩こりの予防につながります。

まとめ
運動は、肩こりを予防し、改善するための重要な手段です。定期的な運動を取り入れることで、筋肉の強化、柔軟性の向上、ストレス解消が期待でき、肩こりの原因を根本的に解消することができます。特に、全身の血行を促進する有酸素運動と、肩周りの筋肉をターゲットにした運動、ストレッチや筋トレが効果的です。

腰痛で痛みの原因になる組織とは?

2024.06.13 | Category: 姿勢,整体,痛み,腰痛,骨盤矯正

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は腰痛時に痛みの原因になっている組織とは?というお話になります。

皆様は「腰の何が障害されることで痛みが出ているのだろう」と考えたことはございませんか?
一度でも腰痛になった方の中には自分なりに考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は腰の部分にある組織の中で痛みを引き起こす組織をご紹介します。

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筋膜 筋肉を包む筋膜にはセンサーがあり、緊張や炎症を感知し痛みを発生させます。
椎間板 椎間板の繊維輪にはセンサーがあり、ヘルニアや変性による圧迫や捻じれや炎症がセンサーを刺激し、痛みを引き起こします。
関節 腰椎(背骨の腰の部分)の関節にある関節包(関節を覆っている組織)にはセンサーがあり、炎症や変形を感知し痛みを引き起こします。
靭帯 靭帯にはセンサーがあり、靭帯の損傷や柔軟性の低下や炎症を感知し痛みの原因となります。
神経 神経はセンサーそのものです。圧迫・牽引により滑走性が低下したり炎症がでたりすると腰痛や下肢への痺れや痛みを引き起こします。
内臓 腎臓や膵臓などの内臓疾患が関連痛として腰痛を引き起こすこともある。(内臓体性反射といいます)

これらの組織のいずれかが障害や損傷、炎症を起こすことで、腰痛が生じます。
治療には痛みの原因となる組織を可能な限り特定し、その組織に対する適切な治療を行うことが重要です。

当院で改善が期待できる身体の不調とは

2024.04.11 | Category: 姿勢,整体,施術

こんにちは。
西新宿7丁目整骨院です。

今回は当院で改善が期待できる身体の不調についてお話しします。

皆様は整骨院とはどのようなことをしているかご存知ですか?

一言でいってしまえば整骨院は筋・骨格系のケガや不調にアプローチする専門家となります。

筋骨格系の不調は、筋肉や骨、関節、靭帯、腱などの組織に生じる問題や異常を指します。
これには、さまざまな症状や状態が含まれますが、一般的なものには以下があります:

筋肉の緊張や痙攣:  長時間の不適切な姿勢や運動不足、過度なストレスなどが原因で、筋肉が緊張したり痙攣したりすることがあります。これにより、筋肉の疲労や痛みが生じることがあります。

関節の痛みや運動制限:  関節の炎症や変形、外傷などが原因で、関節が痛みや運動制限を引き起こすことがあります。例えば、関節炎や関節の捻挫、脱臼などがあります。

<strong脱臼や骨折:  脱臼はスポーツ時などに外力や怪我によって骨が関節の正常な位置から異常な方向に押されたり引かれたりして外れてしまうことです。
骨折は、外傷や骨粗鬆症などの疾患によって引き起こされます。骨折や骨の変形がある場合、痛みや運動制限が生じることがあります。

腱や靭帯の損傷:  腱や靭帯の損傷は、急激な運動や不適切な姿勢、外傷などが原因で生じることがあります。これにより、痛みや運動制限が生じることがあります。

姿勢の不良やバランスの崩れ:  悪い姿勢や体のバランスの崩れは、筋骨格系の負担を増加させ、痛みや不調を引き起こすことがあります。例えば、腰痛や肩こりなどがこれに含まれます。

これらの不調は、日常生活や運動中に現れる場合があり、適切な治療や管理が必要な場合があります。 このような不調が起こったときは当院にご来院いただければ適切な判断と治療が受けられます。

肩こりについて知っていますか?

2024.03.25 | Category: 姿勢,寝違え,整体,施術,肩こり

こんにちは。
西新宿7丁目整骨院です。

前回は姿勢が腰にどのような影響を与えるかのお話をしました。
今回は肩こりとは? その病態(具体的には、疾患が引き起こす身体的な変化や症状が進行する過程、その原因やメカニズムなどを指します)はどうなっている?

今回は現代人にとって避けがたい「肩こり」の病態についてのお話しです。

肩こりにより、肩・首の痛み・重さ、背中の疲れや痛み、頭痛、吐き気などを日々、感じている方も多いと思います。
しかし、肩こりのメカニズムなどを知っている方は案外少ないと感じる毎日です。
せっかくなので一度ご覧になって
何がどうなって症状が出ているのかを知っていただける機会になれば幸いです。

肩こりの病態は、様々な要因によって引き起こされますが、一般的には以下のようなプロセスが関与しています:

【筋肉の緊張と硬直】 長時間同じ姿勢を保ったり、不適切な姿勢を維持したりすることで、肩や首周辺の筋肉が緊張し、硬直してしまいます。特に、デスクワークやコンピューター作業などの長時間の座位姿勢が肩こりの主な原因となります。 つまり、同一姿勢を保つ為にずっと同じ筋肉がその姿勢を維持するために使われ続けて固くなっていくということです。

【筋肉の血流障害】 筋肉が長時間にわたって緊張していると、血流が妨げられることがあります。これにより、筋肉に必要な酸素や栄養が不足し、疲労物質が溜まりやすくなります。血流障害は、筋肉の炎症や痛みを引き起こす要因となります。 これは、固くなった筋肉の中を通る毛細血管が筋肉の緊張によりギュッとなり、血管を押しつぶして血流を阻害している状態です。

【神経の過敏化】 筋肉の緊張や硬直が持続すると、周囲の神経に圧迫や刺激が加わり、神経の過敏化が起こることがあります。これにより、痛みや違和感が感じやすくなります。
神経にはセンサーの役割もあります。 そのセンサーが刺激されると痛みや違和感が惹起されます。

【ストレスや精神的要因】 (さらに…)

どんな姿勢が腰痛を引き起こす?

2024.03.21 | Category: 姿勢,整体,施術,痛み,腰痛

こんにちは。
西新宿7丁目整骨院です。

前回は慢性腰痛についてお話ししました。

今回は姿勢が腰にどのような影響を与えるかのお話です。
現代人はほとんどの人が姿勢が悪いのでご自身でこのような姿勢をしていると思った方は要注意!

腰痛を引き起こす可能性のある姿勢にはいくつかあります。主なものを以下に示します:

前かがみの姿勢:

長時間の前かがみの姿勢は、腰椎の曲がりを増加させ、腰部の筋肉や靭帯に過度の負担をかける可能性があります。特に、デスクワークやコンピューター作業などで見られる姿勢です。

背中が丸まった姿勢:

背中が丸まった姿勢は、腰椎の曲がりを失い、腰部の筋肉や靭帯に不自然なストレスをかける可能性があります。長時間の座った姿勢やスマートフォンの使用中に見られる姿勢です。

片側に体重をかけた姿勢:

片側に体重をかけた姿勢は、腰椎や骨盤に不均等な負荷をかけることがあります。例えば;休めや、片手でバッグを持つ姿勢や片足で立つ姿勢などが該当します。

長時間の同じ姿勢:

デスクワークの人、ずっと同じ動きをする仕事の人、スマホをずっといじる人はこれにあたると思います。
長時間同じ姿勢を保つことは、腰椎と周囲の筋肉に圧力をかけ続け、血流を妨げることがあります。これにより、筋肉の緊張や腰痛が引き起こされる可能性があります。
悪い寝姿勢:

悪い寝姿勢(例:お腹に重い枕を置いた状態や背中が曲がった状態など)は、脊椎の自然な曲線を崩し、腰椎や仙椎に過度の圧力をかけることがあります。
これらの姿勢は、腰痛を引き起こす可能性があるため、日常生活でこれらの姿勢を避けることが重要です。良い姿勢を保つためには、適切なエルゴノミクスや姿勢トレーニングが役立ちます。また、長時間同じ姿勢を保つ場合は、定期的に休憩を取り、姿勢を変えることも重要です。

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慢性腰痛とは

2024.03.19 | Category: 姿勢,整体,施術,痛み,神経,腰痛

こんにちは。
西新宿7丁目整骨院です。

前回はギックリ腰についてお話ししました。

今回はそれとは違い長い間ずっと痛む腰の症状、慢性腰痛に関するお話です。

慢性腰痛の定義は、3ヶ月以上継続する持続的な腰痛の状態を指します。
慢性腰痛の原因はさまざまであり、以下に具体的なものをいくつか挙げます:

①脊椎の構造的な問題:

椎間板ヘルニア: 椎間板の外側に脱出した椎間板の組織が神経を圧迫することで腰痛が引き起こされる場合があります。
脊椎の変形: 脊椎の変形や変性が痛みの原因となることがあります。
脊柱管狭窄症: 脊柱管内の神経組織が圧迫されることで痛みや神経症状が引き起こされる場合があります。

②筋肉の問題:

筋肉の緊張や炎症: 長期間の不適切な姿勢や運動不足によって、腰部の筋肉が緊張したり炎症を起こすことがあります。
筋肉の萎縮や弱化: 長期間の不活動や運動不足により、腰部の筋肉が萎縮したり弱化することがあります。

③姿勢の問題:

悪い姿勢: 長期間の不適切な姿勢や姿勢の変化が腰部の負担を増加させ、腰痛を引き起こすことがあります。

④心理的な要因:

ストレスや不安: ストレスや不安が腰痛を悪化させることがあります。
不眠:不眠は痛みと相関関係があることがあります。

⑤生活習慣や行動の影響:

運動不足や肥満: 運動不足や肥満は腰痛を引き起こすリスク要因となります。
喫煙: 喫煙は血行障害を引き起こし、椎間板や筋肉の健康を損なうことがあります。

これらの要因が個々にまたは複合的に腰痛を引き起こす可能性があります。慢性腰痛の治療には、患者の状況に応じて医師や専門家が適切なアプローチを提供することが重要です。
これには、薬物療法、物理療法、運動療法、心理的アプローチなどが含まれます。

整骨院では②と③が施術により改善が期待できます。
また、①は程度次第である程度改善が期待できます。
④、⑤は生活習慣を改めることで改善が見込めます。

上記以外でも様々な原因で慢性腰痛が起こることもございます。
また、それぞれが併発することもよくありますので上記の症状がある方は早めの施術をお勧めします。

デスクワーカーの腰痛とは

2024.03.15 | Category: 姿勢,整体,痛み,腰痛,骨盤矯正

こんにちは。
西新宿7丁目整骨院です。

“あなたはデスクワークをしていますか? または、一日の大半を座って過ごしていますか?
実は、長時間のデスクワークや座って過ごす習慣が腰痛を引き起こす可能性があります。
今回は、長時間座って過ごすことと腰痛の関係についてのお話になります”

複数の研究によると、デスクワークを長時間行う人ほど、腰痛の発生率が高くなる傾向があります。
特に、座ったままの姿勢を維持することが多い人や、作業中に適切な休憩をとらない人ほど、腰痛のリスクが増加することがわかっています。
いくつかの原因をあげてみましょう。

・長時間座っていると、腰椎や仙骨周囲の筋肉が緊張し、血液循環が悪化することがあります。これにより、腰椎の周囲の組織に負担がかかり、腰痛の原因となります。
・デスクワークを主に行っている人は、運動不足に陥りやすい傾向があります。運動不足は筋力の低下を引き起こし、腰部や背部の筋肉が弱体化することにより腰痛の発生リスクを高めることになります。
・デスクワーク中は正しい姿勢を保つことが困難です。 悪い姿勢で長時間過ごすことで腰椎や仙骨に過度の負荷がかかり続けます。特に、前かがみの姿勢や背中が丸まった姿勢を長時間維持することは、腰椎への負担を増加させ、腰痛を引き起こす原因となります。

デスクワークをしている人で明確な理由無く腰痛がある方は上記の様な生活習慣で毎日を過ごしていたりはしませんか?
心当たりのある方はその習慣を改善しないといつまでも腰痛に苦しむことになるでしょう。

当院ではそのような方の腰痛に関連する部位に様々な刺激を加えることで今よりも日常生活を過ごしやすくする為の手助けになれると考えます。
具体的に言うと 筋肉、骨格の歪みやそこから来る不良姿勢、皮膚の柔軟性、神経の働きの低下などを改善することで痛みや重さを取っていきます。

なかなか良くならない腰痛にお悩みの方は一度当院に診せていただけたら皆様の健康の向上の一助になれると思います。