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いつもお世話になっております。 西新宿7丁目整骨院です。
今回は膝の痛みについてのお話です。
膝の痛みが生じる原因は大きく分けて2パターンがあります。
①ケガ(捻挫や使い過ぎでの炎症など)
②機能障害による痛み(骨格の歪み、例えば骨盤の角度や股関節の可動域制限、足関節の可動域制限や扁平足など)
①はイメージしやすいと思います。
スポーツをしていて膝を捻った、日常生活で足が滑って転んだら膝が痛くなったなど、思いがけず膝関節に過剰な外力がかかりその外力に膝の組織が耐えられなかったら組織が損傷して痛みが生じます。
②が原因の場合は皆さんはなかなかイメージすることが難しいのではないでしょうか?
この場合は身体の使い方のクセ、そのせいでいつも同じ身体の組織を使ってしまい、同じ筋肉・関節ばかりを使うことにより部分的に疲労し、硬くなり、関節が動かなくなったりするとそこの機能が落ちてしまい、隣接している関節や筋肉を使って動きを補うことをつづけるとオーバーユースになり痛みが出始め、酷い場合は炎症になることもあります。
必要な施術
①の場合はケガですのでマッサージやストレッチ、関節の矯正などはNGです。
アイシング・電気治療・固定などの施術がなされます。
これは、痛みの原因が炎症によるものだからです。
患部の損傷に伴い炎症物質が出てくると身体にあるセンサーがそれに反応して情報を脳に送ります。
すると脳は損傷部位が今以上に酷くならないように強い痛みを生み出すことで患部を動かせない(痛みで動かせない)状態を作り出し、安静を保つことにより炎症が引くまでおとなしくさせます。 その間に損傷した組織は徐々に修復され回復していきます。
したがって、炎症出ている場合は、炎症の期間をいかに短くするかが勝負になります。
それには上記のアイシング・電気治療・固定が第一選択の施術となります。
②の場合は原因が生活習慣の結果ですので根本はその生活習慣(身体の使い方から来る力学的な負荷や組織の変性が起こる)を見直すことが必要です。
身体の使い方は人により様々であり、同じような症状の方が2名いたとして、症状は似ているのに力学的な負荷のかかり方は全然違うことがけっこう多いです。
必要な施術
したがって、施術時に介入すべき部位や組織も変わってきます。
実際に筋肉の硬さや関節の可動域、関節のロックがあるか無いか、知覚に左右差はあるか、力が入るか、姿勢はどうか?
痛みを出している組織はどの組織なのか?
などを総合的に評価した上で施術者なりの原因に対する仮説をたてて、施術をします。
その場合、変化が出れば仮説通りに施術をすすめ、変化が無ければ別の仮説を考えてからアプローチを変えて施術して・・・を繰り返します。
②場合、膝に対する施術は色々な可能性を考えながらどのルートで膝の内側に負荷がかかっているか? もしくは膝の外側にはどのようにして負荷がかかっているか?
を考えながら、施術していきます。
一度の施術で変化がでることもあれば数回の違うアプローチの結果変化がでてくることもあります。
西新宿7丁目整骨院では患者様のお話やお身体の状態や反応と相談しながら可能な限り復帰や改善を早めることができるよう知識や技術を磨き続けてご期待に沿えるよう努力してまいります。
いつもお世話になっております。 西新宿7丁目整骨院です。
今回は皆様の姿勢が悪くなる原因についてのお話です。
「姿勢が悪くなる原因」は1つではなく、身体的・生活習慣的・心理的・環境的な要因が複雑に関係しています。以下に分類して詳しく解説します。
【1. 筋肉・関節・筋膜の問題】
原因
🔸筋力低下 背筋・腹筋・殿筋などの体幹筋が弱まると、支えが効かず前屈みや猫背になりやすい
🔸柔軟性低下 ハムストリングや胸筋、股関節前面が硬いと骨盤が後傾・前傾しやすくなる
🔸筋膜の滑走不全 筋膜の癒着や緊張により体が引っ張られ、無意識に姿勢が崩れる
🔸関節の可動域制限 胸椎や股関節、足関節の可動域が狭いと、代償的に悪い姿勢に
【2. 生活習慣の影響】
原因
🔸長時間のデスクワーク 猫背・巻き肩・ストレートネックになりやすい。筋肉の使い方が固定化される
🔸スマホの見すぎ 頭部前方位(ストレートネック)の原因。首や肩の筋緊張が持続
🔸運動不足 姿勢保持に必要な筋力や感覚が低下し、楽な姿勢=悪い姿勢に
🔸偏った座り方・足組み 骨盤の傾きや左右のバランスの崩れにつながる
【3. 心理的要因】
原因
🔸ストレス・不安 胸が閉じるような姿勢(巻き肩・猫背)になりやすい。交感神経優位が続くと体も固まる
🔸自信のなさ 内向きな姿勢(うつむき・背中を丸める)を無意識にとる
🔸習慣化された「楽な姿勢」 脳が誤った姿勢を「普通」として記憶してしまうことで悪い姿勢が固定化する
【4. 環境的要因】
原因
🔸椅子・机の高さが合っていない 無理な姿勢を強いられ、肩こりや猫背の原因に
🔸寝具の影響 柔らかすぎるベッドや高すぎる枕が首・腰に負担をかけ、寝ている間に姿勢が崩れる
🔸靴の形状やヒール 足元のバランスが崩れ、全身の重心に影響する(反り腰や猫背へ連鎖)
【5. 発育・加齢・外傷などの身体的変化】
原因
🔸思春期の成長バランスの乱れ 骨の成長に筋肉が追いつかず、一時的な猫背・側弯を引き起こすことも
🔸加齢による筋力低下 脊柱起立筋や腹筋が弱まり、腰が曲がってくる(円背)
🔸外傷や手術歴 骨折や捻挫、オペ後の代償動作で身体が歪む場合がある
まとめ
姿勢が悪くなる原因は「筋肉・関節・神経・習慣・心の状態」が複雑に関係しており、一時的な疲労ではなく“積み重ね”によって定着します。
整骨院などでの改善アプローチ例
姿勢評価(骨盤・胸椎・頚椎・重心)
筋膜リリースや関節調整によるリセット
姿勢保持筋の再教育(インナーマッスル活性)
日常生活の動作指導・ストレッチ指導
上記のようなことが原因で姿勢は悪くなります。
皆様も上記のどれかに当てはまるのではないでしょうか?
姿勢の改善は当院でも改善できます。
しかし、それと同じくらい大切なのは皆様が日常で姿勢を悪くする習慣を見直すことが必須です。
それがあって初めて良い姿勢を維持することができます。
いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。
本日は猫背姿勢が身体に与える影響について深堀してみます。
猫背は、現代人に非常に多い姿勢の崩れの一つで、ただ見た目の問題にとどまらず、さまざまな体調不良を引き起こす原因になります。特に長時間のスマホやパソコン作業が続くと、背中が丸まり、頭が前に出るような姿勢になります。この状態が続くと、首や肩の筋肉が常に緊張し、肩こりや頭痛を引き起こします。
さらに、猫背になると胸が縮こまり、肺が十分に広がらなくなるため、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると体に酸素が十分に届かず、疲れやすくなったり、集中力が低下したりすることもあります。また、姿勢の悪さが自律神経にも影響を及ぼし、寝つきが悪くなったり、ストレスに敏感になるといった症状につながることもあります。
猫背を改善するためには、筋肉のバランスを整えることが大切です。特に背中や肩甲骨まわり、腹筋・骨盤周囲の筋肉を適切に動かすことがポイントです。当院では、手技によって筋肉の緊張をほぐし、正しい姿勢に戻しやすくする施術を行っています。また、日常生活でできるストレッチや座り方のアドバイスもしています。
「最近なんとなく疲れが取れない」「鏡を見ると姿勢が気になる」という方は、猫背が原因かもしれません。まずはお気軽にご相談ください。
いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。
今回は 【 自律神経ってなに?】というお話です。
いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。
今回は 【 暖かい日と寒い日の身体の状態について】のお話です。
気温の変化に対する人の体の反応は、肩こり・


いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。
今回は 【 雨の日になると体調が悪くなるのはなぜ?】というお話です。


いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。
今回は何故 肩こりや腰痛、ケガをして炎症が収まった後に「温めるようにして下さい」と接骨院などで言われるのかというお話です。
身体を温めることの生理学的・解剖学的な意味


いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。
今回は捻挫や肉離れのようなケガをしてしまった時のアイシング「冷やす」ということについてのお話になります。
スポーツ中に筋肉を傷めたり、ヒールの高い靴などを履いていて足首を捻ったりして捻挫や肉離れを起こしたことがある方は多くいると思います。
その時の処置としてアイシング「冷やす」ということをすることが多いですが、冷やす目的、冷やした結果体内で何が起こって、どのような効果があるのかをご存知でしょうか?
アイシングをすると
・「痛み」を抑える
・「腫れ」を抑える
という「炎症を軽減する」効果があるというエビデンスがあります。
これだけをみると
”アイシングをした方がいい”
ということになりそうです。
一方で、「アイシングをすると損傷した組織の修復が遅れる」ということも言われており、現在この説が通説となっています。

いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。
今回は肩コリがある人が「温める」ことでどのような変化を得られるかを説明します。
大前提として
ヒトの身体は血液やリンパ液、脳脊髄液などその他すべての体液が正常に循環していないと不調が出てくるということです。
肩コリの人の患部は筋肉の緊張により毛細血管が圧迫され、血液循環が悪くなっています。
温めると
・肩や首の筋肉が柔軟になり血管の圧迫が取れます。
・するともともとそこに溜まっていた代謝産物や疲労物質などが静脈から排出されます。
・排出された場所に酸素や栄養を含んだ新鮮な血液が動脈通して供給されます。
これが正常な状態です。
この状態が維持できれば肩コリは起こりません。
では、温める方法にはどのようなものがあるでしょうか?
①お風呂に入る
②蒸しタオルや電気毛布などの温かいものを乗せる
③適度な運動をする
などがあります。
すべてを行うのが一番いいですが、特に③の適度な運動をすることをお勧めします。
①、②と③の違いは
①と②は身体の外から温める
③は身体の中から温める
という違いがあり、①と②は深部まで温めるにはかなり時間が掛かります。
対して、③は運動することにより体内で筋肉や関節が伸縮したり動いたりすることで摩擦が起こったり、エネルギーを消費する際に熱が生じます。
なおかつ、筋肉自体を伸縮させることで柔軟性を維持できるので血行が促進されます。
上記の様なことが体内で起こります。
注意として運動をし過ぎると筋肉が疲労して硬く、短くなり、循環が悪くなりますのであくまでも身体が温まるくらいの適度な運動でかまいません。
おススメはラジオ体操です。
1回で温まらなければ2回やってみて下さい。
「幹部が温まる=血流が改善した」ということです。
患部が温まることで肩コリが改善すると思います。
可能であれば肩や首だけではなく全身た温まることをすればもっといいです。
ぜひお試しください。
いつもお世話になっております。
西新宿7丁目整骨院です。
今回は筋肉に起こる痛みの発生について詳しく解説していきます。
筋肉の痛み(筋痛)は、筋肉内のさまざまな組織や構造で感じられます。以下は、痛みを感じる主な組織やセンサー(受容器)についての説明です。
1. 筋膜(筋肉を包む膜)
– 役割 筋膜は筋肉を覆い、筋肉同士や他の組織との間の摩擦を減らす役割を持っています。
– 痛みの原因 筋膜は非常に感受性が高く、特に緊張や炎症が生じた場合に痛みを引き起こすことがあります。筋膜が硬くなると、筋膜自体や周囲の神経に圧力がかかり、痛みが発生します。
2. 筋繊維(筋肉の細胞)
– 役割 筋繊維は筋肉の収縮を担当する細胞です。
– 痛みの原因 激しい運動や過剰な負荷がかかると、筋繊維に微小な損傷が生じます。これにより、炎症反応が起こり、痛みが発生します。これは遅発性筋肉痛(いわゆるトレーニング後にでる筋肉痛のこと)として知られています。
3. 筋膜のセンサー(筋膜に存在する感覚受容器)
– 役割 これらの受容器は、圧力、張力、温度、化学的変化などの刺激を感知します。
– 痛みの原因 特に自由神経終末というセンサーは痛みを直接感知します。これらは筋膜に多く存在し、過度な張力や損傷、化学物質(炎症性メディエーター)に反応して痛みを引き起こします。
4. 筋内神経(筋肉を支配する神経)
– 役割 筋肉の収縮を制御し、感覚情報を脳に送ります。
– 痛みの原因 神経が圧迫されたり、損傷を受けたりすると、神経性の痛みが生じます。これがしびれや鋭い痛みとして感じられることがあります。
5. 血管(筋肉内の血液を供給する血管)
– 役割 血液を供給し、酸素や栄養素を運びます。
– 痛みの原因 筋肉が過度に使われると、血管に負担がかかり、血行が一時的に悪化します。これにより、酸素不足や代謝産物の蓄積が起こり、痛みの原因となります。また、血管周囲の神経が刺激されることでも痛みが生じることがあります。
6. トリガーポイント
– 役割 トリガーポイントは、筋肉内の小さなしこりです。
– 痛みの原因 トリガーポイントは、筋肉や筋膜の持続的な緊張によって形成されることがあり、その結果、関連痛(痛みが広がる)が生じることがあります。これはしばしば、筋肉の広範囲にわたる痛みの原因となります。
まとめ
筋肉の痛みは、筋膜、筋繊維、神経、血管、そしてトリガーポイントといった複数の構造が関与しています。これらの組織は、それぞれ特有のメカニズムで痛みを引き起こし、筋肉痛のさまざまな形態をもたらします。適切な治療や予防策を講じるためには、これらの痛みの源を理解することが重要です。